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卓話「民の知識で守る世界遺産」・・・講師・関口広隆さん(公益社団法人・日本ユネスコ協会連盟)

  関口広隆さん(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟)の卓話「民の知識で守る世界遺産(2012.6.28)

  法政大学市ヶ谷校舎80年記念館内で、関口広隆さんに「民の知識で守る世界遺産~フィリピン・イフガオでも小さな試み~」のテーマで語ってもらいました。
 (公益社団法人)日本ユネスコ協会連盟で長年、世界遺産にかかわってきている関口さん。自らも現地に入り込んでフィールドワークしてきた世界でも希少な棚田の存在と維持について、熱の籠った議論でした。
「イフガオの棚田」は2000年前から耕され、作られてきた歴史があり、「フィリピン・コルディリエラの棚田群」として1991年にユネスコの世界遺産に認定されていました。フィリピンの1000ペソ紙幣にも印刷されるほどの遺産でしたが、2001年に、政府の支援がない、棚田の30%前後が崩壊…などの理由で、存続・維持が危ういという「危機遺産」に指定されていました。
それでも、現地の人たちは、棚田の歴史を学校教育に広げるなどの努力を重ねて、関心を広げる努力をし、崩壊復元に努力していました。その結果、奇遇にも、関口さんの卓話当日の6月28日、ユネスコから「危機遺産指定をはずす!」という連絡が舞い込むという劇的な展開もありました。
関口さんは、この棚田群について、後日、「世界遺産を守る民の知識」のタイトルの本を明石書店から出版されました(右上の画面)。


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