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民間ユネスコ運動  70周年

   

世界で最初に民間ユネスコ運動が始まった国は、日本でした。

戦後間もない1947(昭和22)年7月19日、仙台に「ユネスコ協力会」が誕生、やがて京都、奈良、神戸、大阪にもできました。これらの「ユネスコ協力会」が中心になり、同年11月27日、東京・日比谷公会堂で、第1回「ユネスコ運動全国大会」が開かれました。

 終戦直後で、食糧不足、教育現場の崩壊など国民生活は苦境のどん底にありましたが、平和と文化の探求、国際協力への強い願望が、遼原の火のように燃え上がったのです。

「仙台ユネスコ協力会」の発足時、創始者の一人英文学者、古典学者の土居光知・東北大学教授(当時)が、当時のUNESCO(国連教育科学文化機関)(ユネスコ・パリ本部)の事務局長あてにメッセージを送り、これが日本の民間ユネスコ運動を世界に伝える第一報となったとされています。土居教授が送ったその手紙は、窮乏生活を象徴するかのように、障子紙に書かれていたと伝えられています。

全国大会当日は、会場に入りきれない大勢の聴衆が、場外スピーカーに熱心に耳を傾けていたといわれています。

 1945年11月、イギリスとフランスの政府は、UNESCO設立のための会議をロンドンに招集しました。ユネスコ憲章の審議にあたり、各国代表はこの年の8月に広島・長崎に核兵器が使われた悲劇を想い起こし、科学が平和のために生かされなければならないことを決意し、新しく生まれようとしている機関で、教育と文化に加えて科学も扱うことを決めました。同年11月16日、UNESCO憲章が採択されました。1946年11月4日、20カ国がUNESCO憲章を批准した時点で憲章は効力を発し、UNESCOがスタート創設されました。日本がUNESCOに加盟したのは1951年7月2日で、日本国の国連加盟(1956年12月)より、5年も前でした。

日本各地の「ユネスコ協力会」は、全国大会の翌年1948年5月、「日本ユネスコ協力会連盟」として全国組織となり、1951年8月、社団法人現・公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に改組されて現在に続いています。

世界で最初の民間ユネスコ協会としてスタートした仙台に続いて、同じ年の1947年、米国・デンバーにユネスコ協会が誕生しています。ヨーロッパでは、1956年にフランスにユネスコクラブが誕生。ルクセンブルクやマルタでも青年によるユネスコクラブが生まれました。また1960年代にはアフリカ諸国やアジア、ラテンアメリカでもその数が増えていきました。
1974年7月、日本ユネスコ協会連盟が全面的に協力し、「アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟(Asian-Pacific Federation of UNESCO Clubs and Associations:AFUCA/アジア連盟)」が誕生しました。また、1981年7月には、「世界ユネスコ協会クラブ・センター連盟(World Federation of UNESCO Clubs, Centers and Associations: WFUCA/世界連盟)」が創設されるに到りました。2006年3月現在、世界各地の民間ユネスコ協会やクラブの広がりは100カ国以上に約3600にも及びます。

日本ユネスコ協会連盟NPO法人目黒ユネスコ協会ホームページより)

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